なぜサイクルマップなのか
地元サイクリストとサイクルマップを作成することで、サイクリスト目線で自転車で訪れてもらいたい‟本当におすすめできるお店”の紹介や‟歴史・文化的スポット”、‟景色の良い場所”などを紹介し、桐生の魅力を味わってもらいたいです。
また市民は、身近な自転車をもっと生活に取り入れることで、自転車がもつ軽快さ環境性、健康増進に繋がる乗り物であることを知ってもらい、新たな桐生の魅力を発見できると思います。
今あるサイクルマップ
では、サイクルマップは今まで無かったのか?というとそうでもなく、群馬県県土木整備部 道路管理課が2005年4月(初版)に発行した、「サイクリングロードおもしろマップ」というものがあります。
桐生市内の公園や公共施設、文化遺産などを巡るルートマップになっています。市内主要道路など網羅されておりますが、マップ上にレンタルサイクルの情報がない、市内のお店の情報がないなど、桐生を訪れる人にとって知りたい情報が足りないので、さらなるアップデートが必要と感じる内容です。また、PDFでスマホ等にダウンロードできますが、ペーパーベースなのでスマホの小さい画面では見づらいです。こういった点もスマホで見やすいマップ作りに反映していきたいです。
桐生で自転車のツアーを行っている団体の紹介
Bike Tour Japan
(林道株式会社)
Bike Tour Japan
(林道株式会社)
桐生市内に、林道株式会社(US company name: Bike Tour Japan)という主に外国人観光客をターゲットにした自転車ツアー会社があります。
ツアーは、桐生市内はもちろん、赤城山や日光から、長野、京都、瀬戸内(しまなみ海道)など全国にわたります。
なかでも特徴的なのは、林道にフォーカスしたサイクリングです。
アメリカ西部の山々には車の通らない砂利道が連なっていますが、日本の山々には車の通らない「舗装道路」が網の目のように張り巡らされています。川沿いのサイクリングロードと並んで、林道は日本有数のライディングロードなんです。森林整備や古い峠道の集合体で、自然が豊かで、車も通らず、舗装も綺麗な林道は、日本のサイクリングの真髄だ。(BikeTour Japan HPより)
ほとんどの田舎に住む日本人は、林道の素晴らしさをあまり感じた事はないかもしれません。ですがあの狭い林道は、スギ林や川沿い、落葉樹の落ち葉など、日本らしさ満開なサイクリングロードだったんです。
より地方に広がるインバウンド需要に応えられるコンテンツはここ桐生にもあるんだと考えさせられました。代表のロバートは、桐生市内の山を使ったMTBコースを作りたい。目標を語ってくれました。
これからますます桐生が面白くなりそうです。
There is a bicycle tour company in Kiryu City called Rindo Kabushikigaisha (US company name: Bike Tour Japan), which mainly targets foreign tourists.
Tours are offered not only in Kiryu City, but also all over Japan, from Akagi Mountain, Nikko, Nagano, Kyoto, Setouchi (Shimanami Kaido) and more.
One of the most distinctive features of the company’s tours is its focus on forest roads(Rindo).
Where the west of the US has strings of car free gravel fire roads that stretch over their mountains, Japan is home a uniquely massive web of car free paved roads throughout their mountains. Along with the river cycling roads, Rindo forest roads make up some of the best riding in Japan.
Referred to as Rindo 林道 (meaning Forest Roads), they are a collection of forest maintenance and old mountain pass roads. Full of nature, car free, and amazing pavement Rindo are the quintessential Japanese cycling experience.
Most Japanese living in the countryside may not have much appreciation for Rindo. But that Rindo was a bicycle path full of Japanese style with cedar forests, riverside, and fallen leaves of deciduous trees.
It made me think that there are contents here in Kiryu that can meet the inbound demand that is spreading to more rural areas. Robert, the representative, would like to create a MTB course using the mountains in Kiryu City. He told us about his goal.
Kiryu is going to become more and more interesting from now on.